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羽根玻璃

羽根玻璃

壊れそう

ねえ・・・・・
あの子見てると恐いの  恐ろしいの・・・・   何でかって?
だって、一人で狂ってて、あの子に触れたらあの子が壊れてしまいそうで。。。。   ボロッて、 音を立てて崩れていきそうで。。。


私は美佳・・・   


よくある名前・・・・・


いつもいつも、人に嫌われないように、ハブらレナないように


そっと、生きてきた。


でも、もう、耐えられないかも。


耐えられたとしても、きっと私は自我を持たないただのガラクタ人形のようになってしまう。


綺麗でもなく、可愛くもなく、あいらしくもなく、愛しくもなく、美しくもなく、なんにでもない・・・


でも、失敗作ではない・・・・・



でも、成功作でもない・・・・・



ただ単に、作られたもの、


そこに映る私は、いまにも 破れそうで、壊れそうで、崩れそうで、泣き出しそうで、苦しくって苦しくって、でも、誰も、私の変化なんかには気づいてくれない、人並みにも、他人事でも、「大丈夫ですか?」とかだって、
なんだって、言ってくれない。



これが、どんなに苦しく、ことか

誰も感じてくれない。


だが、人によっては、狂おしく、見えてくるものなのだ。


私は、気づいてくれていて欲しい。


あなたに・・・・


私の大切な幼馴染よ・・・・


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